oomoriwestのブログ

東京のブルックリンこと大田区大森地区ときどき京急沿線の日常を綴っています。

oomoriwestの2DAYS SHOPを終えて。

インスタやブログで告知しておりましたoomoriwestの2DAYS SHOP無事、終了いたしました。遅くなりましたが、お運びいただいた皆さま、本当にありがとうございました!

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会場となったのは、大森町と梅屋敷を繋ぐ生活道路沿いにある秀栄荘。周りに商店は少ないし、たまたま通りかかっただけの人が入ってきてくれるかしら……?みたいな不安もないわけではなかったのですが、蓋を開けてみれば、年代も嗜好もバラバラの多くの方に私たちの商品を見ていただくことができました。何より、楽しすぎたんだが!(←口調)

 

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「この土地にお嫁に来て30年になるけれど、こんな楽しい催し初めて」と言ってくださる方や、西蒲田のはんびらきにも来てくださった方がまたお顔を見せてくださったり、近所の飲み屋で出会った方(コロナ前の話です。念のため)が、インスタを見て会いにきてくださったり……(涙)。

下町人情感じまくりの2日間でした。やっぱ大森町は最高だな(M)。

 

 

 

 

 

 

大森の癒しスポット!ふるはまで楽しむ月光浴

9月21日は中秋の名月。みなさんはどこでお月見されましたか? 満月と重なるのは8年ぶりと聞けば、夕方からそわそわ…。仕事をババっと片付けて、やはりあの場所へ行ってしまいました。

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中秋の名月の夜空(東京・大田区

ふるさと浜辺公園―。日没時刻に芝生を降りていくと、すでに親子連れや学生さんたちの姿がちらほら。大きな声を出すこともなく、寝転んで月を眺める人、砂浜を歩く人……みんな思い思いに月夜を楽しんでる!何より、主役の月がくっきりと見えるじゃないですか。

ぐっとテンションが上がったところで、さてさて、ここに来る間に調達した、海苔巻きとお団子をテーブルに広げて、灯りを置いて、月夜の晩餐(大げさ!)を楽しんできました!

実は中秋の名月に限らず、今年は頻繁に夜のふるはまに来ていたんです。見てくださいよ、ふだんの夜景も。なんかもう、とにかく癒されるんです。

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これは8月23日。「月が低い!一体どういうこと!」と心がざわざわしたものの、この後、ビルの屋上に月があるように見えたのは立ち位置の問題だと気づいてひと安心

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8月20日は水面がきれいだったな

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水彩画のような夜空が印象的な8月16日

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7月19日は19時頃でもまだ明るかった

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7月13日の夜空もドラマチックでした♩

暑い日はサンダル履きで波打ち際を歩いたり、浜辺でまったりお茶したり。県どころか区をまたがずとも心が満たされる大森エリア。ああ、この街に住んでいて良かったな〜。

(K)

oomoriwestの2DAYS SHOP開催のお知らせ。

今日は重大なお知らせがあります(ドドン!)

9月25日、26日の2日間、10時半から17時半のあいだ梅屋敷駅から大森町に向かって徒歩3分の秀栄荘3号室(大森西6-14-8)にて、2DAYS SHOPを開催することになりました!これは、さまざまな理由で使われていない場所を町に対して開かれた場所として活用する仙六屋さんの「はんびらき」という施策の一環になります。ありがたい〜!

 

この2日間で販売するのは、oomoriwest擁するライフスタイルブランド「ニシカラ」の商品です。ご好評いただいている洗ってたためるサブバッグ「レジフクロ」をはじめ、新作バッグ「ibooow」もお目見え。洗ってたためるのはもちろん、秋に持ちたいシックな大人カラー3色展開になっています。しかも、サイズも幾分ビッグになっておりますので、ピクニックに、お買い物に、皆さんの相棒としてあらゆるシーンでご活用いただけます。

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大森町の小さな工房でひとつひとつ手作りしている陶製の雑貨のご用意も。オイルを垂らすだけで香り広がるアロマタイルや、マスク姿にも映えるノンホールピアス、後ろ姿に差がつくヘアアクセサリーなど、毎日の暮らしがパッと明るくなるものばかりなので、覗きにいらしてくださいね。

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新聞や雑誌などで幅広く書評を手がけるマンガアドバイザー厳選の古書(マンガ、書籍、雑誌)も大放出します。秋の夜長のお供にいかがでしょう?(M)

 

 

さよなら8月。かき氷よ、また会う日まで。

9月に入り、急激に涼しくなりました。

最近の四季は「徐々に」とか「だんだん」という概念を忘れてしまったのでしょうか? 急に秋に本気を出されても、こちらはまだ夏に浸っていたいモードなんだけどなぁ……ということで、今日は夏に食べたおやつを振り返っていきたいと思います。

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まずは、旧東海道沿いにある平和島『御菓子処 大黒屋』のいちご練乳かき氷。かき氷を提供されている夏のあいだだけ、お店の前に竹製ベンチが置かれているのですが、ここで少し陽が傾いた時間に食べるふわふわ氷の尊さたるや!手作りならではの甘さ控えソースとミルキーな練乳のハーモニーがヤバヤバでした。

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梅屋敷商店街沿いにある和菓子屋『伊勢屋』では、とちおとめのかき氷を食べました。和菓子屋さんの手作りいちごソース、酸味もちゃんとたっていて間違いない美味しさでした(思い出してうっとり)。昨年に引き続きお祭りがなかった今年、カップと軒先の暖簾にお祭りみを感じてテンションあがったのは内緒です。

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大森柳本通り商店街沿いにある『くつろぎ和菓子 金海堂』では、本葛で作った小豆の葛アイスバーを食べました。適度なシャリ感がありつつ、お口のなかで少し溶けるとモチッと感が出てくるのは葛由来だからでしょうか。新食感ながら、さっぱりした後口でベタつかないのもよき。売り切れていた、あんず味やぶどう味も試したかったな……(涙)

 

さて、来年の夏はいくつかき氷が食べれるかな?(M)

 

 

 

大森山王の教会で知ったラオスの手仕事

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レンテン族(ラオス)の手刺繍

Instagramで知ったイベントが、近場で、しかも、気になっていた会場で開催されているとは!!ふふふ(^^) テンション上げて行ってきました、「大森福興教会」へ。JR大森駅から山王方面へ出てすぐ、むかいの階段をのぼったところにある教会です。

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西口から徒歩2分。駅近にこんなに大きな教会があるなんて!

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奥に進むとショップのようなディスプレイが

訪れたのは、NPO法人「Support for Woman's Happiness」さんが、自分らしく生きる女性たちのてしごとを応援するために行っている「纏うラオス展」です。ラオスの民族生地を現地の障がい作業所ソンパオさんでミシンがけし製品化。『FranMuan』というブランドとして全国各地で紹介されています。そのイベントが、8月の3日~7日の5日間限定で大森福興協会へやってきた、というわけです!

タイ、ベトナム、中国に隣接するラオスは50もの少数民族で構成される国。それぞれの地域で伝承されている「染め」「織り」「手刺繍」の技があり、ラオスの手仕事の奥深さを知るいい機会になりました。

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タイル一族による手織りのクロス

タイル一族がつくる生地は、マンゴーやグアバの葉、マリーゴールドなど天然素材で染められた手紡ぎ糸が原料。それを一段一段ソフトに織り重ね、柔らか~い肌心地に仕立てられていました。

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レンテン族による染色小物

染めの加減でグラデーションを生み出すレンテン族。同じ藍色でも、濃紺になるほど濃く染まっている証だそう。長い反物に染めたあと、メガネケースやコースターに!

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ヤオ族のヘアバンド

パターンに沿って、丁寧に仕上げられたヤオ族の小物たち

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日本人好みにデザインされた洋服も!

洋服を見ていると、フリンジのあしらいや袖丈について「どうでしょう?」とスタッフさん。日本人の好みにあうデザインを現地の方に伝え、ラオスの生地を生かしながら手にとりやすい色やかたちを追求しているそうです。

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レンテン族のシューズ

また、作業所では刺繍などの女性の仕事が多くなってしまうため、新規で取り組んでいるのが、力が必要な靴づくりとか。新しいアイテムを検討する上で、男性だからできることを考え、仕事量のバランスをはかる姿勢が素晴らしいな!

産地や製造過程の正直さが問われる時代ですが、「ラオスのここを見てほしい」というメッセージがあふれる展示会を、これからも応援したい気持ちになりました。

ラオスでの仕事は農業と手仕事が中心で、野菜がとっても美味しいんですよ」「山盛りの野菜を料理にトッピングできます!」というスタッフさん。そんな言葉を聞いたら、ますますラオスが好きになってしまいました♩

 

(K)




 

銭湯パラダイス大田区の黒湯温泉『桜館』。

 

夏といえば海!山!川!と外遊びが楽しい季節ですが、今年の夏は遠出せずに近所を歩き回っています。徒歩圏内に海と砂浜(ふるさとの浜辺公園)はあるし、ちょっと頑張れば多摩川に出られるし、ホント大森町って水辺にアクセスしやすよなあ〜、最高だな〜なんてしみじみ思ったりなんかして。

 

そんな水辺が楽しいこの辺りには、個性的な銭湯もたくさんあります。なかには黒湯の温泉銭湯もあり、浸かると肌がツルツルするんですよね。で、先日は黒湯温泉のひとつ池上の『桜館』に行ってきました。

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こちらには内風呂以外に最上階の露天風呂と桜の木が見える露天風呂があり、月の前半後半で男女が入れ替わるシステムになっています。どちらも黒湯なんですが、真っ黒なわけではなく、コーラみたいな褐色。その理由は、古代より海辺に堆積した植物性の有機物を多く含んでいるからなんだとか。コーラ色の温泉に浸かり、じんわり汗をかくのは至福のひとときです。

 

もっと汗をかきたい!という向きはぜひ番台でプラス100円を払ってサウナも楽しんでみてください。こちらの水風船はシングル(水温一桁台)に近く、最初につま先を入れた時は「冷た! 無理かも?」と思ったのですが、ゆーっくりと冷水に身を沈めると堪らない「整いタイム」がやってくるんですよね。機会があればぜひお試しあれ!(M)

 

『豊作』のアカイカ刺身と4度目の緊急事態宣言。

週明けには東京に4回目の緊急事態宣言が発令されますね。色々な意味で各国から注目されているであろう東京ですが、今現在の姿は世界の目にどのように映っているのでしょうか?

 

世界から身近なところに視線を移してみても、今年の夏はいつもと違うものになりそう。コロナ禍に見舞われて最初の夏となった昨年とも様子が違いますよね。なにせ家にサーバーでもない限り、生ビールなし、気の利いたカウンターで冷酒と肴に舌鼓なんてことも出来ないことが決定したわけですから。

 

3回目の緊急事態宣言が解け、お店の方々が少しでも多くの人に楽しい時間を過ごしてもらいたいからと仕入れた日持ちしない生酒や開けてしまったビール樽はどうなってしまうのでしょうか? そんなことを考えていたら、何だか落ち着かない気分になり、緊急事態宣言前の滑り込みのタイミングで、大森西の住宅街に佇む大好き居酒屋『豊作』に行ってきました。

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おとおしのかぼちゃはあっさり系の味付け。三つ葉のおひたしも上品な香りがよき。ひと雨ごとに美味しくなる鯵に柔らか美味しいアカイカの刺身には高知の生酒「久礼の花河童」を。

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ジャケには花火を見上げながら酒を呑んでいる河童がプリントされている夏仕様のこのお酒、煮物にもお刺身にもぴったりです。酒屋さんで見かけたら、ぜひ!(M)