昨晩、梅屋敷の東通り商店街を歩いていたら、どこからともなく笛と打楽器の音色が聞こえてきます。なんだろう?と思い前方を見ると、半纏にねじり鉢巻のいなせな集団が少しずつこちらに向かってくるところでした。
全くノーチェックでしたが、毎年11月8日は大林寺の御会式のようで、前から来るのはその万灯行列でした。華麗な纏さばきとお囃子、厳かにライトアップされた万灯が渾然となって、いつもの梅屋敷がちょっぴり幽玄の世界に近づいたような……。それにしても、丸2年お囃子というか祭と名の付くものから遠ざかっていたので、単純にテンション上がりました。
今年、池上本門寺では密を避けるために万灯行列は行わないのだそう。大林寺の万灯行列は規模は大きくないので決行の判断となったのでしょう。人手が少ない分、かえって安心して見ることが出来ました。
纏の役、カッコいいなー。なかには小さな子どももいて頬が緩みました。一生懸命さがかわゆ。
静かに行列を見守るお坊さんのシルエットが影までよくて思わずパチリ。(M)