oomoriwestのブログ

東京のブルックリンこと大田区大森地区ときどき京急沿線の日常を綴っています。

おまつり

キネマ通りと青空とお神輿。

今夏はあらゆる地域行事が復活して嬉しい限り。皆さんも町のどこかで久しぶりのお祭りを楽しまれたのではないでしょうか? ということで、この三連休、稗田神社例大祭を覗きに行ってきました。この日は9月半ばとは思えないぐらいの暑さで、神輿の担ぎ手さん…

厳正寺の水止舞700周年記念奉納。

あっという間に7月も後半ですね。 つい先日のことのように思っていた厳正寺の水止舞からも気がつけば2週間経っていました。時の流れ早すぎ! ということで、夏の始まりのお楽しみ・水止舞に行ってきたお話です。この儀式は、ワラをぐるぐる巻きにした龍神の…

大森八幡神社で久しぶりの金魚すくい。

今年の夏は各地でお祭りが開催されるみたいですね。自粛のもと長らく聞いていなかった囃子の音、暗がりを照らす提灯、屋台の鉄板からたちのぼる色んな食べものの香り……。そんな好きなものたちが帰ってくるのです。嬉し! ということで先日、大森八幡神社のお…

3年ぶりの開催!大森の風物詩・厳正寺の水止舞。

コロナ禍で開催が見送られていた大森東にある厳正寺の水止舞が、3年ぶりに開催されました。喜!大田区イチ?いや東京イチの奇祭との呼び声も高いこの神事、おおらかかつ厳かな雰囲気で好きなんですよね。700年以上前に生きた人は、こうやって雨が止むのを祈…

日本民家園で紅葉と、蕎麦と、日本酒と。

暦が12月に変わり、今年もあますところ1ヶ月を切りました。自由に出歩けない期間が長かったこともあり、季節の変化をあまり実感出来ないまま1年が過ぎてしまったような気がします。致し方ないとはいえ、本格的な冬が来る前に赤や黄色に色づいた木々だけでも…

梅屋敷に響くお囃子にジーン。

昨晩、梅屋敷の東通り商店街を歩いていたら、どこからともなく笛と打楽器の音色が聞こえてきます。なんだろう?と思い前方を見ると、半纏にねじり鉢巻のいなせな集団が少しずつこちらに向かってくるところでした。 全くノーチェックでしたが、毎年11月8日は…

大田区のさくら散歩、2021年はどこで楽しむ?

各地で記録的な早さの開花となった2021年の桜。コロナ禍で例年のような花見はできませんが、せめて降り注ぐ花びらを浴び、春だけの特別な空気感を感じたいもの。人混みを避け、できれば近所で。 そう思っていたところ、「大田区桜地図」なるものを発見しまし…

梅屋敷のお祭りと改正湯。

鳴く虫の声がセミからコオロギ的なヤツに変わり、日中の空も高くなった気がします。大森西にも、とうとうヤツがやってきたんですね。そう、秋が! 先日の8月最終週の金曜、土曜、梅屋敷商店街で去る夏を惜しむようにお祭りが開催されました。 八百屋の柿沼…

大森の夏の風物詩・厳正寺の水止舞。

肌寒い7月が過ぎ、令和ちゃんが急に本気を出して夏を演出しはじめましたね。令和ちゃんに中間とか、徐々にという概念はないのでしょうか……。 少し時間が経ってしまいましたが、7月14日に行われた厳正寺の水止舞に行ったお話です。このお祭りは毎年7月14日…

川崎が世界に誇る奇祭・かなまら祭。

地方に行くと、「子孫繁栄」のご利益を掲げた道祖神や「子宝の湯」を謳う温泉を見かけることがあります。そんな場所には大抵、男性や女性そのもののビジュアルを模した神さまが祀られていたりして、昔の日本って性におおらかだったんだなあと和み笑いしてし…

青物横丁の台所の神さま。

京急青物横丁駅から徒歩3分ぐらい歩いた先に品川海雲寺というお寺があります。ここに祀られているのは台所や竃の神といわれている荒神様。年に二度大祭があり、その日は荒神様のお札が配られます。そのお札をお祀りすれば火や水を守ってくださり、衣食住に…

「だれやめ」を求めて「どんどん市」へ

「大田区×鹿児島」 そんなイベントがあると聞きつけ、「どんどん市in池上本門寺」に行ってきました。 いつ訪れても清々しい気分になる、日蓮宗の大本山「池上本門寺」。 96段の石段坂をのぼりきった先では、 キリリとした白幕が巻かれた、いつも以上にりりし…

東京モノレールまつりin昭和島

更新にちょっと時間が経ってしまいましたが、前の日記の「おおたオープンファクトリー」に出かけたその足で、昭和島で行われた「東京モノレールまつり」をのぞいてきました。白い制服、かっこいい~。 そもそも昭和島っていういのは鉄工所が密集した人工島で…

厳正寺の水止舞

大森には東京都無形民俗文化財に指定されている一風変わったお祭りがあります。毎年7月、厳正寺で行われるその祭りの名は「水止舞」。 どこが変わっているかと言うと、荒縄でぐるぐる巻きになった筒(?)の中に男の人が入り、ホラ貝を吹き続ける。その筒を…