oomoriwestのブログ

東京のブルックリンこと大田区大森地区ときどき京急沿線の日常を綴っています。

梅屋敷のお祭りと改正湯。

 

鳴く虫の声がセミからコオロギ的なヤツに変わり、日中の空も高くなった気がします。大森西にも、とうとうヤツがやってきたんですね。そう、秋が! 

 

先日の8月最終週の金曜、土曜、梅屋敷商店街で去る夏を惜しむようにお祭りが開催されました。

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八百屋の柿沼さんがバナナクレープを売っていたり、お惣菜の大越さんの焼きそばに行列が出来ていたりでなかなかの大盛況。生ビールの屋台もたくさん出ていましたが、誘惑を振り切り、蒲田方面へと進みます。

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夏の終わりの住宅街ってなんか、いいですよね。薄暮の頃は、さらなり。そして向かった先は……。

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一度来てみたかった西蒲田5丁目の改正湯! なんと、ここならではの黒湯に炭酸ガスを注入した炭酸黒湯なるものがあるというんです。

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脱衣所は清潔感があり、4、5人の先客がおしゃべりしています。その間を抜け、浴室に入ると正面に富士山のタイル絵がドドン! しかも、その下に大きな水槽が設置されていて、たくさんの金魚が泳いでいます。これはいいですね。思わず、江戸時代の豪商が天井をガラス貼りにして、金魚を泳がせて涼を取っていたというエピソードを思いだしてしまいました。

 

はやる気持ちを抑えて身体を洗い、真っ先にお目当ての炭酸黒湯に浸かります。これが相当色の濃い黒湯で、温泉成分も濃そう。炭酸も強めで、肌にたっぷり気泡が付きます。これ以外に乳白色のシルク湯、少し熱めの黒湯、そして黒湯の水風呂がありました。4つのお湯にくまなくつかっていると、血流が良くなり、身体がポカポカしてきます。ここで調子に乗るとクラッとしてしまうので、もうあと1ターンできるかな?というところで離脱。

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はあ〜、なんともビバノノなお湯でした。外に出ると、徒歩10歩ぐらいの至近距離に飲み屋が! 湯上がりのビールを美味しくいただいたことは言うまでもありません。(M)