各地で記録的な早さの開花となった2021年の桜。コロナ禍で例年のような花見はできませんが、せめて降り注ぐ花びらを浴び、春だけの特別な空気感を感じたいもの。人混みを避け、できれば近所で。
そう思っていたところ、「大田区桜地図」なるものを発見しました!私は池上本門寺で手に入れましたが、大田区観光協会、区内特別出張所などで配布されているようです。
大森町から洗足池方面まで、ピンクにマーカーされた箇所が、桜と水をテーマにした散策路「桜のプロムナード」。区内に全長約9kmも見どころがあるなんて! 水面に映る桜を見るなら、呑川緑道の川沿いも見逃せません。
早速、お天気に恵まれた春分の日に、地図を片手に一部の区間をウォーキングしてきました。
3.20時点の開花具合はといえば…
梅園から馬込桜並木通りに進む途中では、早咲きのコヒガンザクラが、今まさに満開を迎えていました。
馬込桜並木通りに入ると、桜よりも、上空をヒラヒラと舞うピンクの提灯が気になる!
そして、花よりも先に、屋台をチェックしてしまう私。祭り好き…落ち着け。
そんな心理を察してか、掲示板には祭りの案内がでていました。この地域で毎年4月に行っている大桜まつりは、今年はオンラインで開催中とのこと♩4月10日まで過去の大桜まつりの様子を映像で配信するというので、よっしゃと気分を上げて、リンク先のPR動画をチェックしてみると。こんな賑やかな祭りを馬込でやっていたとは知りませんでした。よさこいのような勢いある踊り、ピンクの衣装に身を包んだ女性たちの華やかな舞い、団扇や提灯といった祭り道具も出揃った、ザ!祭り。来年こそは、この熱気をリアルに感じたいな。
話は散歩に戻りますが、佐伯山緑地のあたりまで進むと桜並木はいったんなくなりますが、視線を落とすと春らしいデザインが出迎えてくれました。
自然が凝縮した緑地内を散策すれば、さらに春気分が上がりそう。
この日は、1万歩以上歩いて、拠点にしている大森町に戻ってきました。ふと空を見上げると、内川沿いの大森諏訪公園付近でも濃いピンクの桜が満開に。美しいですねー!
ここまで来たら東邦医大通りにも立ち寄りたいところですが、また次回ということで。
大田区内で花さんぽ、自然美に触れていい気分転換になりましたよ。
(K)