oomoriwestのブログ

東京のブルックリンこと大田区大森地区ときどき京急沿線の日常を綴っています。

旧東海道品川宿から大森へ。

 出先で仕事の予定がポンと飛び、夕方から完全フリーとなりました。暑くもなく、寒くもなく、ちょうどいい気候だな~って時にやるのが、「旧東海道を品川から大森まで歩く」こと。これ、本当にオススメのアクティビティ(?)です。 まずは品川駅高輪口を出て線路沿いを歩き、八ツ山橋を渡ります。京急北品川駅方面に歩いて行くと、アスファルトの歩道が石畳に変わり、道の両側には「旧東海道 品川宿」と書かれた統一規格の外灯が。

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広すぎず、狭すぎずのこの道幅、旅人や馬が行き来していた江戸時代から変わっていないそうで、そんなことを思いながら旧東海道を歩くと、ロマンチックが止らないわけです。 道の両側に連なるお店は、昔ながらの天ぷら屋あり、履物屋あり。レトロな建物を見るだけでも楽しいのですが、ちょっと歩き疲れたな~って時に緊急ピットインできる小さな呑み屋やコンビニも適度にあり(大抵アイスを買って、食べながら歩いています)、そのバランスもいい感じ。 とはいえ鮫洲を過ぎたあたりから急にお店が減り、旧東海道は単なる住宅街の様相を呈し始めます。 だけど、ご心配なく! ここで左折して勝島運河に出れば、まだまだ楽しい夜散歩を続けることができます。

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実は京急沿線には昔ながらの釣り宿が点在していて、ここ勝島運河にも2つの船宿の乗り場があります。そのひとつ「つり宿 岩田」さんの小屋から運河を見渡すとこんな感じ。ブルックリン橋を対岸からみると、こんな感じに違いありません!(それは、ないか)画質が粗いですが、手ぶれ&アイフォンの限界ということでご容赦を~。 運河沿いには桜とコスモスが植えられていて、春も秋も花のなかを歩くことができます。

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ま、これはコスモスじゃないですけどね。元気に咲いていたのでパシャリ。

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引きでみると、こんな感じ。ちょっと暗いけど、犬のお散歩をしている人や夜釣りを楽しんでいる人もいて、怖い感じはないですね。

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運河の終盤、名残惜しくて空を見上げたら月がキレイでした。

運河歩きを終え、罪人とその家族がお別れをしたという浜川橋(通称なみだ橋)を渡ると、競馬場通りにでます。今度はここからしながわ区民公園内を歩きます。夜の公園はランナーのもの。淡々と走るランナーとすれ違うたびにこちらも感化され、黙々と歩いているうちに写真を撮り忘れました(汗)

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なぜか1枚だけ撮っていたのがこの階段の写真。遠くの光がおごそかに見えて撮ったのですが、いまみたらちょっと怖いですね…。この先、大森海岸と平和島の間ぐらいからまた旧東海道が商店街チックになるので、石畳歩きを楽しみながら無事、帰還しました。

 

全行程10キロ弱かな?この秋、旧東海道&運河歩き、どうでしょう?(M)