oomoriwestのブログ

東京のブルックリンこと大田区大森地区ときどき京急沿線の日常を綴っています。

多摩川まで!後編〜うろうろ多摩川と小ぶりな餃子〜

(前編からの続きです)

萩中公園を後にしたKさんと私。大森町駅から歩くこと90分!やっと多摩川に着きました(まっすぐ歩けば50分くらいだと思います)。夏草が茂っていて、いい感じ!写真はないのですが、川のなかに胸までつかって釣りを楽しむ人の姿あり、足もとを見れば、ナヨクサフジやハルジオン、ハマダイコンなど小さな花もたくさん咲いています。最高かよ!

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見るべきものが多過ぎて、川沿い、土手沿いをのぼったり、おりたりしながら歩きました。ん?前方に青鬼が⁉︎

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青い鉄板部分とレンガのコントラストが、ノスタルジックでそそられます。なんでもここは、昭和初期に農業用水を分配するために作られた水門で、近代土木遺産にもなっている六郷水門なのだとか。この色の組み合わせ、カッコいいなあ。

 

運河には何艘かの釣り船が係留されていました。ここから出発して水門をくぐる体験、私もしてみたい!

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川沿いの砂が滞留しているところには小さな穴が開いていて、サワガニがびっしり。写真では伝わらないほどたくさんの個体がかさこそしていて、2人で「食いっぱぐれても、多摩川にさえくれば食料には困らないね」などと語り合いました。

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もうしばらく歩くと、見たことのない実がたわわに実っています。ビワのような形だけど、葉っぱが違うし……。帰宅後にKさんが調べたところ、どうやらオニグルミというクルミの一種のようです。西洋のクルミより味が濃厚らしく、ネットには多摩川クルミを拾って、ジェノベーゼやブラウニーを作る人のブログが散見できました。これは今年の秋が楽しみだなあ。

 

この日は12キロほど歩いたのでクタクタです。そうなると、赤提灯に吸い込まれるしかないですよね! おあつらえむきのお店が六郷土手駅前にありました。その名は「餃子の広蘭」さん!早速、各種餃子とレモンサワーを注文。惜しげもなく入っているレモンが、疲れを吹き飛ばしてくれます。酸っぱうまーい!

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餃子も皮が薄くて、噛み締めた途端にジューシーな餡が口中に飛び出してきます。3枚目のスパイス盛り盛りの赤餃子などは一見、激辛案件ですが、食べるとほどよい旨辛具合。しかも、一皿290円!安い! 充実の多摩川→餃子コース、そう遠くないうちになぞり歩きしたいなと考えています。(M)