oomoriwestのブログ

東京のブルックリンこと大田区大森地区ときどき京急沿線の日常を綴っています。

東京港野鳥公園の歩き方。

東京に11か所ある中央卸売市場のひとつ、大田市場が大田区にあることは有名ですが、そこに隣接する東京港野鳥公園の存在を知らない方も多いのではないでしょうか。というのも、いついってもあまり人がいないんですよね。ステキな公園なのに…。

 

ということで、今日は野鳥公園のお話をしたいと思います。管理事務所で入園料を払い、公園内に一歩足を踏み入れるとそこは別世界。

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大田区のセントラルパーク」と言っても過言ではないこの芝生のみずみずしさ! さらに歩いて行くと、小川にぶつかります。癒される~。

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この川の水は自然学習のために作られた小さな田んぼにも流れ込んでいて、中には小さな魚や亀もいました。川付近の野原は一歩踏み出すごとに小さなバッタがバッサバッサ左右に飛ぶので、進撃の巨人気分を味わうこともできます。

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こんな感じの淡水池や泥湿地もあります。釧路湿原だと言われても信じてしまいそうな勢い…ですよね!?

 

野鳥公園があったこの場所、昔は遠浅の海だったそうですが、1960年代に埋め立てられてしまいました。でも、その後自然にできた池や草原に野鳥が集まるようになり、「公園にしよう!」ってことになったんですね。カワウやアオサギカイツブリなんかの出現率は年間をとおして高く、時にはオオタカノスリなんかの猛禽類もやってきます。彼らはスーンとした飛び方がカッコいい!

 

入園料が少しかかってしまいますが(高校生以上は300円、中学生と65歳以上は150円)、セントラルパークや釧路湿原に行ったと思えば安いもの。園内の随所には↓こんな感じでじっくり野鳥を観察できる観察小屋もありますよ(M)

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