外は雲ひとつない快晴ー。なのに、旅も帰省もままならない今年の夏(泣)。こんなときこそ地元の良さを再発見しないとね!ということで、oomoriwestのメンバーMさんのススメで野鳥の楽園に行ってきました。
我が大森町の隣の駅、平和島から都バスに乗って2つ目「(降ります)ピンポーン♪」。近すぎるよ!東京港野鳥公園。
ここは、もともと浅い海だった場所。池や草原に野鳥が集まるようになり、自然保護公園になったとか。広さは36ha!江ノ島より少しちょっと小さいくらいの面積で、のびのびと野鳥観察ができるんです。
いざ芝生を踏みしめ観察広場へ。
いつもなら小窓に望遠鏡が設置されていた…はずなのに、コロナ対策なんでしょう。残念ながら現在は望遠鏡が外されていました。
その先のネイチャーセンターでは、湿地帯の巣穴からカニがぴょこぴょこ顔をだし、同じリズムでハサミを上下に振っているじゃないですか!(カニが小さすぎ、画像が粗くてお見せできないのが残念)
脳内でユーロビートを流したら、完全にパラパラダンスだわ、ウハハ。なんて笑いつつ、この行動の意味、やっぱり気になる。
ググってみると、これがチコガニかならば「ウェービング」(オスがハサミを繰り返し振り上げる求愛行動)だったよう。いやいや、センターの方にきちんと質問すれば良かった。大人になった今こそ、生物学や行動生理学にもっと関心を持たねば、、、ですね。
いくつか観察小屋をまわっていると、カワウの群れを発見。小窓から静かーに観察していると、上空から白サギがサッと舞い降りて水面に優雅に着地。その姿が日本舞踊を見ているようで、まあ美しいこと!(持ってないけど)望遠カメラと撮影する腕があればな。悲しいことに私の技術とiPhoneではこれが限界です、ごめんなさい。
観察小屋が自室だったらテレワークもはかどるのに…。なんて妄想するも、ここではむしろPCやスマホから離れるべき、と思う時間でした。
モネの池?思わず絵筆をとりたくなる光景に出会えるのも野鳥公園の醍醐味。鳥のさえずりが耳にやさしい♪
あ、この時期の注意点として、虫除けをお忘れなく。シューシューふっても、ふり足りないくらい蚊が寄ってきます。セミの声もすごいです。道端にはコガネムシやセミが落ちているので、厚底の靴の方が安心して歩けると思いますよ!
園内には青々とした稲もあり、田舎に帰れなくても、懐かしい田んぼのニオイが。
グリーンに花に、鳥に、水辺に。目にいいものしかない公園。視力が良くなったかも!
帰りは平和島まで歩いてみたけど、運動不足の身体にはちょうどいい近旅でした。
(K)