今日は、京急大森町駅から歩いて行ける「かっこいいV」と「哀愁のY」をご紹介したいと思います。
改札を出て海側へと進み、第一京浜にぶつかったところで蒲田方向に少し進むと、産業道路にはいる交差点が見えてきます。ちょっと高架になっているんですけど、このVめちゃくちゃかっこよくないですか? ぐんと気持ちよく張り出していて、みうらじゅんさん的に言うなら「いいVでてる」。
「哀愁のY」がある場所はここから少し歩きます。大森町駅から5分ほど歩くと、弥次さん、喜多さんの『東海道中膝栗毛』でおなじみの旧東海道にぶつかります。そこを入って2,3分歩くと内川橋にぶつかるのですが、ここから枝分かれして海方向に向かう細い道を羽田道というんですね。昔は羽田でとれた魚なんかを運ぶ生活道路だったようです。この道の途中にあるのが、まるで横尾忠則さんのY字路シリーズに出てきそうな「哀愁のY」。
どうです? グッとくるでしょう~。ここを歩くたび見惚れています。まあ、ほんの数秒のことですけど。(M)