チリリン♪という、なんとも涼しげな風鈴の音。そんな涼音を体いっぱい浴びたくて、行ってきましたよ!夏の風物詩、風鈴市。
「市」とつくイベントだけあって、数十個、数百個なんてスケールではなく、今年も900種、約3万個の風鈴が、全国から川崎大師に大集合。
その豊富な種類をなんとか撮影しようと、一眼レフカメラを持参するプロ仕様の方がいる中、ぐーっと手を伸ばしてスマホでパシャパシャしたところで、いい写真が撮れるはずはなく……
後ろに在庫の箱がうつってしまったり
ガラスケースに入った貴重な薩摩切子の後ろに扇風機が入ったりするわけです_| ̄|○
と、毎年いい写真が撮れず撃沈するわけですが、この風鈴市に来るいちばんの目的は、やはり「厄除け」ですよね。風鈴は、もともと厄除けのためにあったものですから。しかも、ここは全国でも有名な厄除け大師。写真映えなんぞに気をとられず、涼音に耳を傾け、じっくりと自分にあった風鈴を探そう。
と頭を切り替え、ぐるりと会場をめぐってきました。
ガラスに限らず、手毬や銅製、竹細工など、都道府県ごとに特色ある風鈴がチリリン♪カラリン♪カラカラ♪。本当に心安らぐ涼音が響いていました。これだけ壮大な風鈴の音が聴ける機会はそうそうありませんからね。厄除けパワーをしっかりと受け止めないと。
会場の奥にはいろんな屋台があって、夏気分を盛り上げてくれましたよ!
また来年、ゆるりと来てみたいです。
(K)