oomoriwestのブログ

東京のブルックリンこと大田区大森地区ときどき京急沿線の日常を綴っています。

野鳥公園フェスティバルでシギに遭遇。

夏鳥が繁殖のため、日本にやってくるシーズンです。「今ならシギが見れるかなー」という絶妙のシーズンに、野鳥公園でフェスティバルが開かれるということで、行ってきました。

 

いつもは閑散としている野鳥公園ですが、この日ばかりは屋台あり、音楽あり、ワークショップありでいい感じの賑わい。桜の小枝の鉛筆ブローチを作るワークショップは100円でした。安い!

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公園内にはネイチャーセンターがあり、干潟に生息するカニを観察することができます。

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これは、ヤマトオサガニかな? 結構デカくて、泥のなかの藻を食べて水をキレイにしてくれるカニです。尊いヤツめ!

 

カニとにらめっこするうち、普段は封鎖されていて入れない前浜干潟を特別に解放するので、入りたい方は並んでくださいとアナウンスがありました。並ばない手はありませんね。

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募集人数を大幅に超えた90人ほどで前浜干潟に向かいます。どうやら、係の方が募集の段階で人数を数えるのを諦めたようです。こういうユルさ、好きですねー。

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驚いたのは、ムール貝や牡蠣がいたる所にびっしりだったこと。まるで死後の世界のような絵面ですが、先ほどのカニ同様、こういった貝類も水中の有機物を食べて水を浄化してくれるありがたい奴らです。

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これ、前浜干潟で汲んだ水を牡蠣やカニなどの生き物がいる水槽(右)にいれたものと、何も入れない水槽(左)にいれて、30分ほど置いたものです。右の水が浄化されたことは明らかですよね。

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さあ、実験も終わりましたし、ネイチャーセンターに戻りましょう。

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あ、やっぱり、夏鳥ちゃんが来ているんだ! 野鳥公園にはいくつかの観察小屋があるので、寄ってみましょう。

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これは、コサギかな? けど、コサギは年中、近所で遭遇する鳥。キミのことも好きだけど、この時期にしか会えないコに会いたいんだよなあ。

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なんてことを思いながら別の観察小屋に移動したら、まだら模様&ずんぐりむっくりのキョウジョシギのコンビに出会えました。

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帰り道、アオスジアゲハにも会えました。この日、特別売り出される野鳥公園の年間パス、買っておくべきだったかなあ。(M)