oomoriwestのブログ

東京のブルックリンこと大田区大森地区ときどき京急沿線の日常を綴っています。

旧東海道で出会った、温もりある山形の民芸

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旧東海道沿いの「束の間」で、毎月第2土、日曜に開催されている「Sui」さんの販売会に遊びに行ってきました(^^)/

山形県朝日町の山の手仕事「はけご」の楽しみを、ブログやSNSなどで発信している「Sui」さん。月に一度、山形から新鮮野菜&手提げかごなどを運んできて、新馬場と青物横丁の中間にある「スペース 束の間」で出張販売しているんです。

今月の主役(?)は、つややかなサクランボ。パック詰めだけでなく、箱でドドーンと売られていました。「きゃあ、美味しそう!」と旧街道マダムを夢中にさせる真っ赤なビジュアル。たまりません~。

そして、お野菜の部がコチラ。

おかひじき、ホウレンソウ、ニンニクの芽などなど。どの野菜も元気でつややか。いくつか買って料理に使ってみましたが、これがもう、本当にシャッキシャキ。お野菜自体の旨みが濃厚でした!

そして、このお野菜を作っているプロの農家さんたちご愛用の品が、山形のおばあちゃんたちの温かい手仕事から作られる「はけご」。はけご、とは?これです、これ。

カラフルなPPバンドで作られた山形の民芸品です。技法は「かご編み」と同じ。だから丈夫で軽くて、水にも汚れにも強い!丸洗いもできるんですって。もう言う事ない。

(ふる浜公園の人工ビーチに、ワインを運ぶシーンを妄想中♪)

冷たいビールに、おつまみに、売り子気分で運べそうです。

ユニークなのが、腰に巻いて使えるところ。

両手が自由なまま、野菜の収穫もラクにできます。ガーデニング用品やDIYの工具を入れたり、洗濯ものを入れたり、大活躍の予感しかありません。

ちなみに私が購入したこの「はけご」の作者は、御年92歳になる、とし子さん。民芸部のレジェンドだそうで、仕上がりがキレイ。90代になっても、かご編みを続けられるとは!どれだけ朝日町の環境がいいのか、想像できますよね。

詳しくは「はけご放浪記」で紹介されています。

注:放浪記といっても、吉田類さんのアレとは違います、笑。

「Sui」さんの指導で、PPバンドを使ったかご編みワークショップも体験できるそうなので、近いうちにまた遊びにいこうと思っています!(K)