どーんと出来上がった、こちらのお鍋。東北の秋の風物詩、芋煮です!河原で火を起こし、みんなで作って、炊いて、川で冷やしたワインやビールを味わう!そんな行事を、東北人はお花見感覚で、毎週のようにやっています。
とはいえ、これは里芋が旬を迎える秋だけのお楽しみ。東京の大森町でもやってみよう!ということで、全日本芋煮会同好会の芋煮マイスターをゲストに招いて、芋煮会を開いてみました。さすがに河原が近くにないので、大森ロッヂの広場に集まり、いざ、クッキングスタートでーす。
山形のさとう農園さんから取り寄せた里芋は、なぜか、ぜんぜんネバつかない。これが新鮮な証なんでしょうか!
大人たちはネギ切りと、ゴボウのささがきを担当。やたらゴボウの扱いがうまい人がいるなーと思ったら、彼女は絵を描く方で、「鉛筆削るのと一緒だから」って。なるほどー。
チビっ子たちには、シメジほぐしと、コンニャクちぎりに夢中。親子みんなで作れる鍋。これが芋煮のいいところだと、マイスターさんが教えてくれました。
肉をドーン。ネギをザーッ。画像で見るといきなり進んでいますが、この間、中火であくをとり、吹きこぼれ止めに醤油を入れ、調味料で味付けし、里芋が柔らかくなったらシメジを投入する、なんてこともやっています。コクが足りないときは、牛脂をいれるといいとか!なんなの?その素敵なプチ情報♩
煮込んでいる間に、バーベキューも堪能。欲張りじゃない?って思うくらいが、芋煮会のスタンダードです。
で、すべての材料を入れ終わったら、蓋をして五分置き、出来たーーー!
左は辛め、右は甘めに仕上がりました。
残った汁にはカレー粉とうどんを加えてアレンジ。これも山形じゃ、普通なんだとか。あったまりますわ♩
みんなで作って、写真を撮って、味見して。鍋をツールに、秋らしいイベントが楽しめました。ご指導してくれた、全日本芋煮会同好会のお二人に心から感謝です。ありがとうございました。
(k)