夏を越し、熟成して旨味が増した日本酒を「秋上がり」というように、じっくり寝かせたアレやコレが美味しくなる季節。
11月最初の三連休に、oomoriwestの企画イベント「味噌と梅酒と芋煮会」を大森ロッヂギャラリーで開催しました。
食べごろを迎えた最初のひと品は、極寒の冬に仕込んだお味噌🎶 以前、大森町で味噌づくりワークショップを開いた話はこのblogで書きましたが、春夏の発酵を経て、肌色の大豆が→見事なまでに味噌ミソしい色に育ちました。
テーブルに並べたのは、その時に参加してくれた方々が大切に育てた手前味噌。同じ材料、同じ手順で作ったはずなのに、食べ比べてみたら、みんな味が違う! )^o^(
塩味が効いたお酒にあう味、まろやかな味、大豆感が残る味。保管場所と手の常在菌の違いで、こんなにオンリーワンな味が出来るなんて、正直ビックリでした。
味見会が盛り上がってきたところで炊き上がったのは、味噌づくりを指導してくれたサノライスさんから届いた新米。
食欲がすすむ惣菜を「ごはんドロボー」などと言ったりしますが、惣菜いらずの旨し白飯は、何て呼べばいいんだろ。孤高の白飯?惣菜のターミナル駅?どれも違う気がするけど、口の中でパラリとほぐれて、粘りも柔らかさもバランスのとれた、とっても良いお味でした。
アミロペクチン最高!
さらに気分を盛り上げてくれたのが、自家製梅酒たちでした。これも梅仕事の時期にワークショップで漬けたもの。試飲を繰り返すうちに半分になってた!なんて方もいましたが、こんな瓶が自宅にあったら、つい手が伸びても仕方ない。我が家でも最初に漬けたときは、三本作ったうちの二本が蒸発(んなわけない)。飲み頃の秋まで耐えるって、難しい!!この日は残暑のような陽気だったので、シュワシュワの強炭酸割りが大好評でした✴︎
新米と手前味噌、自家製梅酒。北国に住んでいた頃には当たり前のように家で手作りしてたけど、東京でもやれば出来るってことだったんですね。忘れていました、この手作り感覚。
この日は、秋に欠かせない、あの鍋料理もみんなで調理してみました。そうです、アレです。「芋煮」と答えたあなたは、間違いなく東北出身、ですよね?
主役は山形のさとう農園から送ってもらった、土付きの元気な里芋♩です。
作り方など、この続きはPart2で。
(k)