ここ数年の停滞モードがとけ、滞っていたあれこれが少しずつ動き出してゆくのを感じます。そんな折、大森の春日神社で「夏越大祓神事」なるものが6月30日に開催されると知り、参加してきました。
この神事は、知らず知らずのうちに受けてしまった上半期の罪や穢れを形代にうつして祓い清めていただくというもの。上の写真の形代に住所と名前を書き、身体の悪い部分を撫でてフッと息を吐きかけてから袋にしまいます。クルマの穢れも祓っていただけるというから嬉しいかぎり。
茅の輪を八の字になるようくぐり、真っ白な浄衣をまとった神主さんと一緒に神拝詞を唱え、神前に玉串を捧げ……。その間、神職の方がずっと笛を吹いてくださっていたのもみやびやかでよかったな。うだるような暑さでしたが、神事のなかほどで陽が落ちてきて長い影が伸び、少し風も出てきました。帰る頃には気分もさっぱり。
さらに身体を清めようと、帰りは大森の名店『駒八』へ。鮪の脳天刺しに日本酒、安定の美味しさでした。
下半期の年越大祓は12月27日だそうです。
気持ちのいい新年を迎えるために、皆さんもいかがでしょう?(M)