新型コロナウイルスの影響により、街の状況が日々変わっていくのを感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
私はステイホームがデフォルトな稼業のため、今のところは大した閉塞感も感じずに引きこもっております。とはいえ、この生活で生じる運動不足は否めない! 足首は硬くなり、体重は増加の一途です(涙)
このままではコロナ禍があけたとき、「どなたですか?」と仕事相手を混乱させてしまうこと必至……ということで、3密を避けて数キロに渡ってウォーキングしてきました。
平日は昼の商店街さえ避ければ静かなこの辺り。この日は池上本門寺を目指しつつ、いつもの参道とは違う道を進みました。気がつけば、本門寺の境内と一体化した本門寺公園に入り込んでいて……。敷地内には弁天池やグラウンド、デイキャンプ場もあり、何より緑豊かです。
ちょうどツツジの開花期ということもあり、緑の中の赤が鮮烈! 広場では子供たちが伸び伸び遊んでいましたが、遊歩道の人影はほぼナッシング。人が少ないのが嬉しいのか、鳥たちもいつもより低い枝にとまっているような気がします。
さあ、本門寺にお参りして帰りましょう。その前に池上永寿院に立ち寄りました。おや、何やら歴史深そうな宝塔が。シーズン終盤だからか、1区画だけチューリップが咲き誇っています。初めて来たけど、いいところだなー。
なだらかな隆起を発見。近づいてみると、6世紀前半に築かれた古墳のようです。ヤマト王権の頃ですね。側には弥生時代の集落跡も。
歩いて数十分の場所に、千数百年前の人々が生きた証があったなんて……。その事実にロマンを感じつつ帰宅。充実のお散歩となりました。
明日からは人々が集うであろう公園は封鎖されるとの報道もあります。しかし、1箇所に留まって食事をしたり、立ち止まっておしゃべりをしたりするのでなければ、適度なウォーキングはメリット満載。陽の光をあびれば長期戦を勝ち抜くための免疫力があがりますし、心の健康も保てるし、ご近所愛が深まる発見もあったりして。ただし、公共施設やコンビニなど多くのトイレが使用禁止になっているので、適度に切り上げるのが吉ということをお忘れなく!(M)