大型連休が近づき、辺りは初夏の気配でいっぱいですね。大森エリアでは植え込みのツツジも満開となり、道を歩いているだけで甘い匂いにうっとりしてしまいます。
そんな祝福の季節に生まれたのが、大森ロッヂにある美味しい定食のお店『たぐい食堂』の看板娘・みのりんです。昨年生まれた彼女を本当にちっちゃな頃から見てきた周りの人間にとって、彼女は地域みんなの娘も同然! ということで、先日行われたみのりん1歳の誕生日にお邪魔してきました。
このHAPPY BIRTHDAYのオーナメントはお母さんの手作り。愛に満ちている! お花や数字のバルーンは100均だそうです。こんなかわいいものも売っているんですね。私は今まで100均で目をつぶって買い物をしていたのでしょうか…。
この日のメインイベントは「一升餅」。ちなみに、一升餅とは1歳の誕生日に一升のお米で作ったお餅を担いで歩く祝いの行事で、「一生食べ物に困りませんように」「一生健やかに暮らせますように」といった願いが込められているんだそうです。子供の一生と一升をかけているんですね。
ひとつにすると大き過ぎるということで、2つに分けた一升餅。旧東海道沿いにある享保元年創業の『餅甚』で注文したそうです。ここ、名物のあべかわ餅はもちろん季節限定の芋ようかんが旨いんですよねぇ。
さあ、重いお餅を風呂敷に包んでタスキ掛けにし、いよいよみのりんが歩きだしました! が、初めて背負う荷物にビックリして大泣き。周りの大人たちから声援が飛び交います。みのりん、お気に入りのヒヨコのカタカタの助けを借りながら、何とか歩ききりました。人生の初心者とは思えないひたむきさで! えらい! えらいよ!
大仕事の後はケーキの時間です。こちらはバナナを潰しいれ、ヨーグルトでコーティングしたみのりん仕様。これも、お母さんの手作りです。愛! 大仕事を終えたみのりんも手掴みでケーキをパクついていました。1歳児の特権ですね。
この後、大人用ケーキも振舞われ、ちゃっかり大きな一切れをいただいちゃいました。
それにしても、あんなに小さかったみのりんが、大きなお餅を2つも背負えるようになるなんて…人の成長ってすごいですね。(M)