oomoriwestのブログ

東京のブルックリンこと大田区大森地区ときどき京急沿線の日常を綴っています。

海苔は焼きにこだわる!

全国の海苔好きのみなさま、こんにちは!

子どもの頃から海苔をおやつに育った私としては、日本の海苔養殖発祥の地とも言われる大森の海苔を、食べ比べせずにはいられないのです。

というわけで、今回は「焼きにこだる」乾海苔問屋、平和島の五味商店さんにおじゃましました。

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環七沿いにはためく、海苔色の日よけ暖簾が目印です!

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ぶらり途中下車に出てきそうな、なんとも魅力的な店頭メッセージ。なになに、2階工場にて職人が心を込めて丁寧に焼いております。焼きたての海苔を‥‥、え!『ご試食ございます』♪

 

「あの、看板を見たんですが」と、まさに途中下車の旅人のように、事務所の扉をそっとあけてみました。

出迎えてくれたのは、極上の海苔愛を感じる店主さん。店頭のメッセージ通り、各地の海苔をいろいろ試食させてくれました。

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迷いに迷って、私がセレクトしたのはこちら。

左は千葉産。香りが強く、さっぱりとした味わいです。右は青混ぜ。わずかな期間しか生産されない青海苔入りとあって、香りが最高♪ そして中央が、沖縄粟国の海塩をまぶした有明海苔です。わずか5センチ角程の試食でも、衝撃が走る旨さでした。

 

他にも兵庫播磨灘の寿司海苔をお試しすることに。こちらは少々苦味があるものの、巻物の具材が加わると、さらに良い味になるそうです。例えるなら、海苔界のバイプレーヤーといったところですねー。

あとは‥‥焼き海苔10枚で800円の極上有明海苔も食べてみました。うーん、確かに。しっかりとしたお味です。

 

ひと通りいただいて、海苔の表面を眺めていると「どうですか、この焼き具合。ギリギリまで高温で焼きました」と店主さん。高い温度で焼くと、香ばしさがより高まるのだとか。

正直、今まで海苔を買うときに、焼き具合までジッと目を凝らしたことなかったです。

香り、光沢、すき方、乾燥、破れや縮み、そして焼き具合。

入店前と入店後。ホント海苔を見る目が変わりました。産地だけてば語り尽くせない、海苔ワールドにとことん浸れるスポットですよ!(k)