oomoriwestのブログ

東京のブルックリンこと大田区大森地区ときどき京急沿線の日常を綴っています。

大森町のタコスと『死都調布』

 

大森町駅から徒歩1分のところに「ロコフィ」というハンバーガーショップがあります。ミントグリーンの木製ドアをあけると、ダイナーとかで見かけるハイスツールが並んでいて、ザッツ・アメリカな感じ。

 

ここのハンバーガーももちろん旨いのですが、オススメしたいのはタコス! ビーフ、チキン、フィッシュ、チリビーンズ、アボガドから2種類選ぶことができて、皮つきポテトフライ、トルティーヤチップス&サルサ、飲み物もついて750円!(ランチの価格です) しっとりもちもちの皮には、具材以外にたっぷりレタスと焼き付けたチーズが入っています。このチーズのコクとレタスのシャキシャキ感がた・ま・ら・んのです。

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今日のランチのお供は斎藤潤一郎さんの『死都調布』。ハードボイルド×アナーキー×無国籍な短編が10本収録されています。タイトルの書き文字といい、エドワード・ホッパーエッチングを彷彿させる乾いた線といい、カッチョいいとしかいいようがないんですよね。 タコスが出てくるお話も収録されていて(それがまたヒドい話で。もちろん褒めております)、湧きあがるタコス欲を満たすために、本を携え「ロコフィ」に来た次第。漫画のなかに出てくる食べ物って、なぜこんなにそそられるんでしょうね。(M)