oomoriwestのブログ

東京のブルックリンこと大田区大森地区ときどき京急沿線の日常を綴っています。

大森浅間神社で福種銭をいただく。

あけましておめでとうございます。昨年は緊急事態宣言続きでなかなか遠出もできないなか、運動不足解消を兼ねて近所をうろつきまわり、やっぱり大森っていいところだなあと再認識した1年でした。今年もより一層の愛を込めて、大森、蒲田、京急沿線の情報をお届けできればと思っておりますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 

さて、時間を遡りまして今年の大晦日は大森浅間神社に初詣に行ってきました。そんなに人出はないかと思っていたのですが、コロナ対策で境内に入る人数を制限されていたからか、環七沿いにまあまあな行列ができていました。鳥居横ではかがり火が炊かれていて、近づくたびに暖かくなってくるのが嬉しかったです。じっとしていると足の裏から冷気が這い上ってきますからね。

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実はお参りに来る前まで大森町駅前のカラオケ『ドルフィン』で友達と懐かし歌謡曲を歌って盛り上がっていたのですが、この時はうってかわって神妙な面持ちで並びましたよ。ええ。

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真っ暗ななか浮かびあがる拝殿、賽銭箱から聞こえる小さな落下音、柏手を打つ音、新たな年の始まりがしみじみと感じられ、やっぱり初詣に来ると新年を迎える気持ちが整うなーなんて思ったりして。

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お参りの後に福種銭をいただきました。喜! 帰宅後に友達と中を開けてみたら、小さな金色の大黒さまと恵比寿さま、福種銭が入っていました。二体の神様は商工業の守護神ですから、その御神徳を仰ぎつつ、福種銭を借りて大きな福徳を得ましょうね、でもってお蔭を受けたら一旦返してまた新しくお借りしてご縁を深くしていきましょうねって意味が込められているそうです。ありがたや〜。さあ、この福種銭、どこで使おうかな?(M)

 

 

 

一足早く、東邦医大通りに2022年の主役登場!

東京オリンピックなど世界的なイベントがあったにも関わらず、感染症が猛威をふるい、観戦どころか外出もままならない日が多かった2021年ももうすぐ終わり。

 

来年はなんとかよい年にしたいなあ〜と思いながら東邦医大通りを歩いていたら、雄々しい姿の来年の主役を発見! 虎デカい! 木材が放つ清々しさも相まって元気もらった!

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こちらは木材をはじめとする建築資材全般を扱う会社のエントランス。毎年、干支にちなんだ絵で道ゆく人を楽しませてくれています。

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ところで皆さん、2022年の目標は決まりましたか? 私は大森町と梅屋敷のあいだにあるこの自販機で、牡蠣のリゾットを食べるという野望を密かに抱いております。

 

この野望(?)のように、ささやかな情報を含めつつ大森蒲田や京急沿線情報を来年も綴っていけたらと思っておりますので、お付き合いのほどよろしくお願いします。それでは皆さま、良い年をお迎えください(M)

 

 

 

日本民家園で紅葉と、蕎麦と、日本酒と。

暦が12月に変わり、今年もあますところ1ヶ月を切りました。自由に出歩けない期間が長かったこともあり、季節の変化をあまり実感出来ないまま1年が過ぎてしまったような気がします。致し方ないとはいえ、本格的な冬が来る前に赤や黄色に色づいた木々だけでも見ておきたい……ということで、川崎の生田緑地内にある日本民家園に行ってきました。

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まずは、日本民家園内にある「そば処白川郷」で腹ごしらえ。山菜や揚げ玉の乗った温かな蕎麦をいただきながら冷酒をちびちび。開け放たれた縁側からは、サーモンピンクに色づいた紅葉を眺めることが出来ます。は〜、酒が沁みる。
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先ほどの穏やかな色合いとは違う、燃えるような赤さの紅葉も。赤と緑のコントラストが美しい〜。
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落ち葉と水紋の組み合わせも風雅でよいものですよね。ずっと見ていられるヤツ……。
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合掌造りの古民家と紅葉も絵になる〜。合掌造りの家って守ってくれそうな温かさと風格がありますよね。擬人化したら、頼り甲斐のあるお母さんになりそうだよなー。

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園内の紅葉は8割方という感じでした。この日は11月21日でしたから、今なら最後の紅葉に間に合うかもしれません。

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帰りに鳳神社の二の酉を覗きに行き、久しぶりに華やぎのある色彩や大勢の人出を見ることもできました。いやー、よく歩いた(M)

 

消えゆく大田区の味わい建築。

世界が一変するウイルスが蔓延し、自由に外歩き出来ない期間もありましたが、やっと少しずつ日常が戻ってきた……かと思いきや、大田区に点在する味わい深い建物が無くなるニュースがポツポツ舞い込んできて、やはり全て以前の通りとはいかないものなんだなと寂しい思いをしています。

 

直近で知ったのは、雑誌などにも取り上げられたことがある小さな商店の集合体「うめやストアー」の閉店。梅屋敷ののんびりローカルな感じを凝縮したかのような建物だったのですが、無くなってしまうなんて(涙)

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大森のお蕎麦屋さん「しのはら」の閉店は今年早々でしたが、その後に期間限定でオープンしていた海苔茶漬け専門店もクローズ。かつて司法書士事務所だったというあの古い洋館も、解体されてしまうようです。こんな味わい深い建造物、もう新しくつくろうと思っても難しいんだろうなあ。これから人口も減っていくし、そこら中空き家だらけで管理面の不安も増しているのに、なんでこうもボコボコ無機質な高層ビルを建てちゃうかなー、味わい建築を保存した方がよっぽど街の美観に貢献することになるのになーなんて思ったり。

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蒲田の楽園、「三洲屋」も味わい深い建物でした。が、今年ビルごと建て替えるとかで、あえなく閉店。ここで何度、酒を酌み交わしたことか……。このニュースにショックを受けた方も多かったみたいで、横浜や松戸など遠方の方からも「三洲屋が無くなるって聞いたんだけど、ホント?」と連絡いただきました。ホントですと伝えるたびに、胸がチクンとしましたよね。

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写真には撮っていませんが、大森町商店街でちょっと美味しい魚をというシーンでお世話になっていた「魚政」も今年で取り壊しになってしまい、今は更地になっています。街の新陳代謝が進んだと言われたら、そういう部分もあるのでしょうけど複雑な気分です(M)。

 

 

 

 

梅屋敷に響くお囃子にジーン。

昨晩、梅屋敷の東通り商店街を歩いていたら、どこからともなく笛と打楽器の音色が聞こえてきます。なんだろう?と思い前方を見ると、半纏にねじり鉢巻のいなせな集団が少しずつこちらに向かってくるところでした。

 

全くノーチェックでしたが、毎年11月8日は大林寺の御会式のようで、前から来るのはその万灯行列でした。華麗な纏さばきとお囃子、厳かにライトアップされた万灯が渾然となって、いつもの梅屋敷がちょっぴり幽玄の世界に近づいたような……。それにしても、丸2年お囃子というか祭と名の付くものから遠ざかっていたので、単純にテンション上がりました。

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今年、池上本門寺では密を避けるために万灯行列は行わないのだそう。大林寺の万灯行列は規模は大きくないので決行の判断となったのでしょう。人手が少ない分、かえって安心して見ることが出来ました。

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纏の役、カッコいいなー。なかには小さな子どももいて頬が緩みました。一生懸命さがかわゆ。

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静かに行列を見守るお坊さんのシルエットが影までよくて思わずパチリ。(M)

 

 

ボートに乗って、多摩川行ったりきたり。

アマゾン川ばりの生物多様性から、タマゾンの異名を持つ多摩川。水上から眺めてみたら、さぞかし気持ちいいんだろうなあということで、10月のある日、「多摩川でボートを楽しむ会」主催のボート教室に行ってきました。

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集合場所は、ガス橋下の河川敷。この日、乗るのは6人乗りのボートで、ひとりがかけ声をかけ、残る5人でタイミングを合わせてオールを漕ぎ、前に進みます。事前にかけ声や乗る位置とその役割の説明、漕ぎ方のレクチャーがあり、いよいよ実践となりました。

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最初は流れに沿って、羽田方向に進みます。水の上をすべるように進むボート気持ちいい〜!とはいえ、全身を使わなきゃなのでなかなかハード。熱中症予防の意味もあり、たびたび給水タイムが設けられていたので、そのタイミングで水面をパシャリ(基本、水以外の荷物はボートに持ち込めないので、携帯や貴重品が気になる人はポケット付きの動きやすい服装がよいです)。

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時折、大きなボラが跳ね、河原の茂みではアオサギが寛いでいます。何度かガス橋を基点に下流へ、上流へと漕ぎすすみ、充実した時間は瞬く間に過ぎ去っていきました。楽しかった〜!

 

帰りは六郷土手に向かって、多摩川散歩。

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青空に映える清掃工場。
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水面に雲が映りこんで、荘厳な雰囲気。河原の草むらには蝶やバッタなど昆虫がいっぱい。
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散歩中に水門を見かけると、カッコいいのでつい写真を撮ってしまいます。
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気持ちのいい芝生公園!今度、ここでサンドイッチを食べると心に決めました。
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赤い草の実。かわいい。
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はあ、六郷土手につきました。しかし、多摩川沿いにはいくつ野球場があるんでしょうね。そして、看板も立っていないなか、どうやって自分たちが借りたグラウンドを見分けているのでしょうか? 気になる〜!(M)

 

 

 

oomoriwest1DAYSHOP開催のお知らせ

都内で最多の銭湯数を誇る大田区。oomoriwestが拠点にしている大森町でも、ちょっと横道に入れば、昔懐かしい昭和の風情がまだまだ残っています。

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リノベーションされた木造住宅「大森ロッヂ」内にあるギャラリー

京急大森町駅から徒歩3分。商店街の喧騒を離れた住宅街に建つ、「大森ロッヂ」もそのひとつ。10月のoomoriwest1DAYSHOPは、この木造住宅の一角に併設されたギャラリーで開催することになりました。味わいある木の扉を開け放ち、心地よく秋風が吹き抜ける空間でオープンできるよう、ただいま準備を進めています。

当日は、大森西生まれのブランド「ニシカラ」のアイテムとして、洗えるサブバッグ「レジフクロ」や、お出かけの相棒になってほしいという思いを込めた新作バッグ「ibooow」、精油をたらすだけで香リが広がるアロマタイル、マスク姿でも着用しやすいノンホールピアスなど、陶製雑貨もご用意いたします。

店番は私(K)が担当します。暑すぎず寒すぎず、街歩きが楽しい季節。ウォーキングやお買いものついでに、よろしければのぞいてみてくださいね♩

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新作「ibooow」

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「ニシカラ」ノンホールピアス(画像は9月の販売会より)

■oomoriwest  1DAY SHOP■

2021.10.16(土)・24(日)11:00-17:00

会場:大森ロッヂギャラリー

東京都大田区大森西3-21-5(大森ロッヂ内のショップyamamoto store隣の長屋を通りすぎた2軒先にある建物です。看板を目印にお越しください)※換気・換気対策を行いながらお待ちしております。ご来店の際はマスクの着用をお願いいたします。

 

両日とも、同会場でoomoriwestのメンバーでもあるタイル工房「fuchidori」の絵付けワークショップ(事前予約制)を開くため、今回の1DAYSHOPはギャラリーの入口側のスペースで行います。

ワークショップは24日が満席となりましたが、16日の回はまだ空きがあります!(事前予約受付中です♩)「今回は参加できないけれど絵付けに興味がある」という方には、次の開催日をご案内いたします。お気軽に問い合わせください。

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fuchidori絵付けワークショップ

 

絵付けワークショップの詳細、問い合わせはコチラ↓

fuchidori-tile.com

 

(K)